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第三回「あったらいいな!こんな薬」絵はがきコンクール

主催 アクテリオン ファーマシューティカルズ ジャパン株式会社
後援 スイス大使館 全国FM放送協議会加盟38社
協力 スイス インターナショナル エアラインズ
特選・・・廣木菜奈子  賞状・スイス アクテリオン本社見学旅行(親子3名)
入選・・・島村璃奈 山口 幹太  賞状・図書カード10,000円分  
佳作・・・中西陽詩 嶋岡一稀 嶋岡陽太 森井麻瑚 井岡心優 光安アスカ  賞状・図書カード5000円分 
 2012年12月8日、熱海のMOA美術館で表彰式が行われました。
当絵画教室からの受賞者九名中、七名が出席し、審査委員長の浅葉克己先生に表彰状を手渡してもらいました。
この浅葉克己先生、紫綬褒章を受賞し、桑沢デザイン研究所の所長をつとめておられる、
デザイン業界の大御所でいらっしゃいます。
「おいしい生活」「夢街道」「ちからこぶる。」など、たくさんの有名な広告を作った人です。
先生いわく、「日本文化はユーラシア大陸というパチンコの、受け皿のようなものだ。その受け皿をひっくり返して、玉をパチンコ台全体に広げるように、日本の表現を世界に発信してほしい」

行きの新幹線車中にて。中西陽詩さん。 

廣木奈菜子さん親子。交通費は全員、支給されました。 

山口幹太君親子。熱海旅行ができました。

よく晴れていて、新幹線の窓からは富士山が見れました。
車中ではカメラを手にしたおじさんたちが大興奮。 
 
熱海駅で降りたところ。井岡心優さん。
 
MOA美術館入口。
見晴らしの良い山の上なので、ものすごい強風が吹いてきます。
 
ものすごく長いエスカレーターで展示室まで上っていきます。

これが、 
 
どこまでも、

つづく。 
エスカレーターを登りきると、音楽の流れる
スピーカーに囲まれた、円形の広場に出ます。
MOA美術館は、世界救世教という団体が
作った美術館です。
この超ロングエスカレーターは、
団体の思想を表しているのかもしれません。
とにかく面白かった!

広場に上るとヘンリー・ムーア作の「王と王妃」がいます。 
 
ずっと海を見ている。
相模湾は今日もきれいですね。
 
アントワーヌ・ブールデル作「アポロンと瞑想 走り寄る詩神たち」

広場のある二階にも入口があるのですよ。 

展示室はこの明るいロビーから始まります。
彫刻はアリスティード・マイヨール作「春」。 

ロビーから見た風景。 
 
ロビーから表彰式の行われた能楽堂に入ることができます。

能楽堂内部。 
この能舞台の上で表彰式を行うという、変わった趣向でした。

アクテリオン社長の田中諭さんのごあいさつ。
大きな夢を持つ子供になってほしいとのこと。
また、医療の道に進む人間を増やしたいそうです。 
 
審査委員長浅葉克己先生のごあいさつ。
ユーラシア大陸はパチンコ台に見える、
と絵を使って話してくださいました。

特選・廣木奈菜子さんの表彰。 

首から下げたカメラで、記念写真を撮って下さる浅葉先生。 
 
入選・山口幹太君の表彰。

写真を撮って下さる。 

入選・島村璃奈さんの表彰。 

一人一人記念撮影を欠かさない浅葉先生。 

表彰された人はインタビューを受けました。
どうしてこんな作品を作ったかについて、自分の言葉で答えました。 
 
集合写真も撮って下さる浅葉先生。

佳作・中西陽詩さんの表彰。記念撮影はもちろんありましたよ。 

佳作・森井麻瑚さんの表彰。 

佳作・井岡心優さんの表彰。 

佳作・光安アスカさんの表彰。 

子どもたちのインタビューは素直すぎる答えに爆笑必至。 

浅葉先生は佳作でも全体集合写真を忘れません。 

アニメや洋画の吹き替えで有名な声優の山寺宏一さんが、
受賞作品を素材に使ったオリジナル劇を朗読してくださいました。
名演技に皆、夢中になりました。 
 
特選の人は受賞スピーチをしました。
自分の考えを聞いてもらえるのはありがたいことです。

受賞者全員で集合写真。 
特選の廣木奈菜子さんのスピーチは大受けに受けました。
怒ったお母さんに薬をかけて発電させて、
その電気をぬくぬくと利用した挙句、薬を宇宙全土に売り歩き、
なおかつお母さんをほどよく弱らせ、優しいお母さんにするという、
コミカルなスピーチでした。
お母さんの目から出た電気を「掃除機で吸う」ことができるのは、
この年齢の子供でないとできません。

声優・DJとして広くご活躍の山寺宏一さんの朗読劇は、
サンタクロースになりたい妖精たちが、数々の魔法の薬を使って、
子どもたちを笑顔にすることでサンタクロースになるという物語でした。
エフエム大阪の脚本家の方が腕を振るって下さった面白いお話でした。
まさかの大サービスに、会場は大興奮。

審査員の池依依依さんのごあいさつ。 

池依依依さんと廣木奈菜子。 

浅葉克己先生と廣木奈菜子さんの記念写真。
「ぜひ発電お母さんに会いたい」
というお言葉をいただきましたのでお母さんも一緒に撮影しました。 
 
増田絵画教室だけで集合写真。みんないい笑顔。

ジュージヤカルチャーセンターだけで集合写真。 

森井麻瑚さんと浅葉先生のツーショット。
先生のカメラは最新のミラーレス一眼でした。さすがです。 

月刊アイデア2012年11月号は浅葉克己先生の特集でした。

先生にお願いしてサインをしてもらいました。最後の文字は
トンパ文字です。「外」という意味だそうです。

表彰式が終わるとすぐ、閉館時間でした。  
 王と王妃はまだ海をながめていました。 

池田満寿夫さんと佐藤陽子さんの暮らした家が
熱海市の管理のもとに公開されています。
屋内は残念ながら撮影禁止でした。
一番びっくりしたのは、アトリエ内に、かなり古い
パソコンやスキャナーがあったことです。
1997年に亡くなられたわけですが、
すでに初期の画像編集ソフトを使って、
コンピュータグラフィックスによる作品に
挑戦しておられたようです。
新しいものにどん欲に挑戦する姿勢に感動です。

熱海の海は暖かかったです。 
砂浜にはのんびりと散歩する観光客がいました。
   
今回の取材をさせていただいた増田和子です。