デッサンの基礎ときちんとした色彩感覚を身につけますデッサンの基礎ときちんとした色彩感覚を身につけます

クロッキーやデッサンを教えて、幼児のうちから「見て描く」訓練をします。
受験を目指す人には本格的な絵の勉強をスタートしてもらいます。

なぜ、何も見ないで適当に描いてしまうやり方ではなく、「見て描く」を大切にするかと言うと、中学校以上の美術教育で「見て描く」が要求されるからです。後になってから絵の描き方を変えるのは負担が大きいので、最初から正しいやり方を教えるようにしています。

そもそも、漫画家といえども、何もかもを頭だけで考えて描いているのではありません。たくさんの資料を利用しています。ディズニーアニメを制作する時は、実際の役者やダンサーの動きを記録し、それをもとに絵を描いているそうです。「見て描く」というのは、誰にとっても自然なやり方で、良い表現につながる近道だと思います。

着彩については、水彩絵の具でたくさん描いてもらう方針で教えています。
ポイントは「たくさん描く」です。

絵の具と、仲良しになりましょう。それには場数がどうしても必要です。汚くなってしまっても構わないから、じゃんじゃん絵の具を使って、どんどん塗りましょう。そうすることで、素早く、上手に、きれいに、色を塗れる子に育ちましょう。

そのために、遠慮なしに使える安価な画材である、水彩絵の具を使ってもらいます。小学校でも水彩絵の具を使うことが多いため、ここで水彩に慣れておくとお得です。また、経験上言えることですが、駄作であろうと、描いた枚数の多い子は、効果的な作業手順を組み立てる力がある、いわゆる仕事の早いタイプに育ちます。

常に実作に即して技法を教え、「いつ、どこでこの技を使うか」を知ってもらいます。

「スパッタリング」や「デカルコマニー」といった技法だけ教えられても、普通の人は困るのではないかと思います。一度でいいから、自分の表現のために効果的に技法を使った経験があったら、自分はいざとなったらこれをやれる、という自信につながります。

受講生の個性的な画風を応援します受講生の個性的な画風を応援します

常に自分で一から描いてもらって、それぞれ独特の画風を確立してもらっています。世の中が求めているのは多様な個性だからです。安易なマニュアルは教えません。権威をバックに、先生と同じ絵を描くように求めたりもしません。

考えてもみて下さい。我々、年中、たくさんのコンクールに応募していますが、「増田絵画教室」と描かれた応募作品の束の中身が、どれもこれも同じ絵だったら、受賞者は一人しか出ないでしょう。でも、中身がバラエティに富んでいたら、たくさんの人間が受賞できる。みんなが同じことばかりしていたら、チャンスは大幅に減ってしまうのです。それは、誰にとっても損です。

みんな、第一に自分を大切にしてください。もっとも個性的な表現は、あなたの個性から出てきます。次に、自分の良さを世間に分からせる方法を考えましょう。

コンクールに作品を応募し、勉強の成果を広く世に問いますコンクールに作品を応募し、勉強の成果を広く世に問います

当教室の子供たちは年間20近くのコンクールに応募しています。

世に出ることはいいことです。刺激を受けて励ましをもらい、また世に出て行こうという勇気と、そのための努力を生み出すからです。

しかし、絵を習う動機付けとして、賞が欲しい、というのではちょっと安っぽいのではないか、という批判もあるでしょう。また、落選したらがっかりしてやる気をなくすのではないか、という恐れをもつアトリエもあります。

我々は、大切なのは、外の世界に出て行くことだと考えています。外に出て行くことで起こるすべての問題は、外に出て行くうちに、解決が見つかるものだと思います。

たとえば、賞をもらって喜んでいる生活に飽き足らなくなったら、「学校の美術の成績をもっと上げよう。先生や受賞歴の助けなしに、実力を認めてもらえる子になろう」という次の目標に向かえばいいのです。これは中学の美術の内申点を上げるのに役立つ目標でもありますから、我々としても大いに応援するところです。 また、落選した所で、年間20もコンクールに出していたら、がっかりしている暇もありません。落選しても「世間はそんなものだ、どこかに評価してくれる人がいたらそれでいいし、その人を探すためのコンクール出品じゃないか」という冷静な判断に向かうことができます。しかも、そういう判断は、それだけの経験がないと、なかなか自分の内から素直に出てこないものです。メンタルというものの難しさと面白さだと思います。

もちろん、ある程度受賞して、努力を報われなければやっていられませんから、受賞率を上げる工夫を色々と我々はしています。この点については、「教室の特徴」で詳しく述べたいと思います。